親の期待を受け止める器
親は、子供に良かれと思って、様々な将来設計をします。
子供も、親の期待を一身に背負い、
その期待に応えようとします。
でも、気をつけなくてはいけないのは、
その期待を受け止めるための器の大きさです。
子供は、がんばればがんばるだけ、
器も大きくなることもありますが
受け止めきれずに、脇から流れ出すと言うこともあります。
知り合いのお子さんで、お母さんが子供に、
自分が習いたかった全てのお稽古を
習わせている人がいます。
ある日、そのお子さんと偶然会う機会があったので、
話の流れから、お稽古事はどうですか?と訪ねました。
そのお子さんは、小学校3年生ですが、
毎日お稽古事で埋まっています。
彼は、とてもつらいと私に言いました。
私は、その時の彼女の表情が本当につらそうなのが、
とても気になりました。
外で会うと、いつも下を向いて歩いています。
友達と遊ぶ時間もないような状態で、
とても苦しそうでした。
あるとき、他のお母さんから話をされたことがありました。
そのお母さんは、毎日お稽古事をしている男の子と、
同じクラスに自分の子供がいる人です。
そして、彼女のお子さんは、その男の子に
陰でいじめられていました。
時にはエレベーターの中で、時には学校のトイレで。
彼女は、自分の息子には強くなって欲しいといいながらも、
とても気になっているといいます。
子供の器は、やはりそれほど大きくはないのではないでしょうか。
親の期待が大きければ大きいほど、
外にそのストレスが向いてしまうのではないかと思います。
期待もほどほどにしたほうが、
子供の将来を伸ばす結果になるように思えます。